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| 「TABLE FOR TWO」という名は、先進国の参加者と地球の裏側にいる開発途上国の子供たちが、時間と空間を超え食卓を囲み、食事を分かち合うイメージから「二人の食卓」を意味している。先進国の参加者には、肥満や生活習慣病予防のために食事のカロリーを抑えてもらい、抑えたカロリー分を栄養豊富な給食にして開発途上国の子供たちに届ける仕組み。 |
| TFTでは、人々がTFTのメニューや商品を選択することで世界の食の不均衡改善と共存を実感し、地球市民としての自覚が生まれる意識改革を同時に目指す事業である。また、日本の市民社会のさらなる発展の触媒となることを目指している。 |
アフリカ3カ国への給食プログラム |
| TFTでは2011年現在アフリカのウガンダ、ルワンダ、エチオピアの3ヵ国で給食事業を支援している。この3ヵ国は、1.深刻な貧困状況が生じている、2.政情が安定している、3.給食事業の管理・報告体制が整備されている、以上の3つの理由から選定されている。TFTヘルシーメニューを通して集められた寄付金は、国連が定めたミレニアム開発目標のもと、複数機関と提携してアフリカに暮らす子供たちの給食となっている。 |
| 給食の効果として挙げられている事項: |
| 1.栄養・健康の改善-カロリー計算とタンパク質やビタミンなどの栄養素を強化した給食により、お腹を満たすだけでなく、勉強にも集中できるようになり、子供たちの心と体に活力を与えている。 |
| 2.就学率の上昇-農村地域の子供たちは家庭の労働力として学校に行かせるよりも働き手として家にいて欲しいが、まともな食事を与えられないという悪循環に陥っていた。給食導入後には、子供たち自身にとって給食が学校に行く楽しみとなり、親にとっては食事提供の負担軽減から学校へ行かせることに前向きになっている。TFTが支援する小学校では、給食導入後の半年から1年で生徒数が約2倍増加した学校もある。 |
| 3.教育の質の上昇-給食導入したことで昼食を食べるために一度帰宅する必要がなくなった学校や、給食導入前には半日しか授業を行う事が出来なかった学校は午前午後の両方で授業を行えるようになったことで、授業時間がより長く確保できるようになった。また給食がエネルギー源となり、授業中の集中力が高まった。支援先のある小学校では高等教育への進学試験の合格率も上昇している。 |
| 給食からコミュニティーへ |
| TFTの給食プログラムは子供たちのみでなく、その周りにも影響を与えている。 |
母親へ~毎日の給食は子供たちの母親によって作られている。母親たちは給食プログラムの運営を通して、栄養バランスに配慮したメニューや衛生環境に注意を払うことなどを学び始めた。ウガンダには、「ビタミン」を意味する言葉自体がなく、ビタミンが健康を保つために重要であるという概念を持っていなかった程である。しかし、給食プログラムの導入から食事の栄養素を配慮する大切さを伝える素晴らしい機会が生まれたことも重大な成果の一つである。また、給食プログラム運営を母親自身に委ねることにより、事情を運営するというマネージメントスキルも取得し始めている。
教師へ~給食実施によって生徒数が大幅に増加し、生徒の学習意欲も向上したことで、教える側である先生のモチベーションも向上している。 |  |
| 地元コミュニティーへ~支援先のあるウガンダの小学校では校内に野菜畑や植林用の苗床を作っている。授業で様々な作物を育て求職用に調理することから、多毛作や栄養の知識を学んでいる。また余剰品を販売することで得た収入を学校運営の資金に充てている。小学校を中心とした、地域の自立に繋がるステップが芽生えている。 |
企業・大学などにおける食堂プログラム |
| TFTの日本での核となっている事業である社員食堂プログラムでは、社員食堂でヘルシーメニューを提供することでメタボリック・生活習慣病の予防を推進すると同時に、メニュー代金の中から1食につき20円の寄付金としてアフリカへ学校給食を届ける活動である。2008年12月までに、国内の民間企業、官公庁、地方自治体、病院、大学など102団体がプログラムを導入。広がりは民間企業だけにとどまらず、衆参両議院において超党派の議員連盟が結成されたことがきっかけとなり、国会や議員会館の食堂にも導入されました。また、中央省庁や地方自治体、病院や大学の食堂など、様々な業界に広がった。 |
| TFT事業年度2年目であった2009年には、同年度一年間で230万食、10500人の子供たちの一年分の給食をアフリカへ届ける事ができた。同事業への参加各企業では、工夫された豊富なメニューを始め、経営トップ陣の積極的な参加から活動主旨を伝えるための展示など様々なこだわりが見られた。TFTのみではなく、それら参加企業の貢献によって活動は日本全土に広がり、同プログラムの参加企業・団体数は2009年12月末には224に増加。2010年12月末には378、同年度の寄付金額は約640万食分と前年度の2.5倍以上に増えた。 |
| TFTの特徴: |
| 1.参加しやすい-ヘルシーなランチを選ぶだけで、自然に寄付ができる |
| 2.継続しやすい-抑えるカロリーも寄付する金額も無理のないレベル |
| 3.共感を得られやすい-日本人が提唱した、日本発の社会貢献運動 |
| 若者たちへの広がり |
| 2008年4月大妻女子大学から始まったTFT学食プログラムは2008年4月大妻女子大学から始まった。2009年3月に発足したTABLE FOR TWO University Association (TFT大学連合) は、2009年12月までに31の学校でTFTプログラムが導入された。「学食から世界を変えてやろう!」という想いが想いをよび、大学生の活動は広がり続けている。 |
| 東京外国語大学では、学園祭にてウガンダの給食メニューを期間限定で販売。 |
| 熊本大学では、2009年1月より生協学生会館食堂での同プログラムを導入した。地産野菜を使用したメニューを提供、月ごとにアフリカへ届いた食数を提示している。また、地元農家さんより無償で提供された規格外野菜を30円で販売し、20円をTFTへ寄付する仕組みのVege TABLE FOR TWOを行っている。 |
食堂以外での多岐にわたるプログラム |
| -レストラン・カフェ |
| -弁当屋 |
| -コンビニエンスストア (食品会社との共同開発商品を販売) |
| -通信販売 (ミネラルウォーターやヘルシーな食材など多彩な商品を販売) |
| -披露宴・ホテル (「幸せのおすそわけ」というテーマで、結婚披露宴でのTFTコースを提供) |
| -ウガンダの給食を販売 |
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日本における最近の活動展開 |
| 社員食堂プログラムでは、毎月5~10社が新規導入している。その中には、企業イメージアップにつながる"社会貢献"の面を意識した老舗メーカーの参加も見られている。また、地方に本社をおく企業からの問い合わせも増えており、日本全体の企業にTFTの社員食堂プログラムが浸透し始めている。 |
| その他、レストランなどTFTプログラムを導入した店舗では、同プログラム導入以前よりも売上が上昇しているとのデータも上がっている。コンビにエスストアへの展開では、ファミリーマートが女性中心チームによる女性に向けたメニュー開発を行っており、某飲料・食料メーカーからのラインナップも検討されている。大学における活動では、ある学園祭で約1000人の学生による活動が行われるなど、その活動規模を拡大している。 |
海外への活動展開状況 |
| 初の海外支部としてニューヨークにTFT USAが2009年に発足、キタノホテル、コロンビア大学でTFTメニューの販売が始まった。肥満問題が深刻化するアメリカで、ヘルシーな食事を提供するとともに、新たなチャリティーの輪を全米に広げていく計画を進めている。カリフォルニア州サンフランシスコでは、サンフランシスコ大学の学生を中心とした活動が広まっている。オハイオ州シンシナティでは、シンシナティ大学の学生10名が集まり、学生団体を立ち上げ、現在同大学公認団体への申請を行っている。期間限定ながら1店舗目のレストランでのTFTメニュー導入が決定し、地元の新聞にも掲載された。ワシントンDCでは、2010年8月にスタートし、海外支部としては最多の6店舗のレストランが参加している。 |
| アメリカ以外での海外展開では、ヨーロッパでロンドン、スイス、イタリアではNPO発足が予定されている。アジアでは、インド、台湾に支部が置かれ、韓国でのNPO発足を予定。 |
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DCチャプター始動 |
| 010年8月から活動開始したワシントンDCでは、現在までに6店舗がTFTプログラムを導入している。同プログラムではTFTで制定しているローカロリーで栄養バランスのとれたメニューを販売する。各店舗ではヘルシーメニューを考案、または既存メニューの中からヘルシーなものをTFTメニューとしている。TFTメニュー一食につき25セントが寄付金として、アフリカの給食プログラムに寄付される仕組みである。2010年度の寄付金総額は11月開始ながらも883食が販売された。 |
TFTプログラム導入店舗 |
Sushi Taro, Washington, DC
Yosaku, Washington, DC
Tono Sushi, Washington, DC
Matsuba, Bethesda, MD
Tako Grill, Bethesda, MD
Rice Bar, Washington, DC |  |
メディア掲載 |
| 1月26日に開催された世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)にTFTが参加、TFTプログラムを実施した。これについて、ワシントン・ポスト紙に記事が掲載された。(プレスカンファレンスの映像はこちら) |
| (世界経済フォーラムとは、国際的な非営利団体であり、政財界をはじめとする各界のリーダー達の連携を通して、世界の経済・社会の現状改善に向けて取り組む事を目的として、毎年1月にスイスのダボスで開催する年次総会。) |
| TFTのHPはこちらからご覧になれます。 |
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